23日の東京株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急利下げを好感した買いが先行、日経平均株価(225種)は3営業日ぶりに反発した。一時は、上げ幅が490円を超えて1万3000円を回復する場面もあったが、午後に入って急速に伸び悩んだ。終値は前日比256円01銭高の1万2829円06銭。米景気失速に対する懸念が根強く、不安定な値動きが続いた。

 全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は29.98ポイント高の1249・93。出来高は約25億2800万株だった。

 不動産や銀行など内需関連株や、自動車や電気機器など輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。前日までに年初からの日経平均株価の下落幅が2700円を超えていたことから、割安感の出た銘柄への買いも入った。

 午後に入って、上海株が一時、軟調に推移したことや、米国株の先行き不透明感を嫌って、日経平均株価(225種)は上げ幅を縮小した。一時は46円高まで伸び悩んだが、取引終了にかけて、インド株の上昇を好感した買いが入った。

 市場関係者は「投資家はまだ、本腰を入れて買って良いかどうか迷っている」(準大手証券)と話していた。


西日本新聞  2008年01月23日